GM=M.A
一行は王に呼び出される。前回の騒動のおしかりだろうか。
「弱すぎる装備のせいで勇者は魔物に勝てずにおる。いい加減『おお ゆうしゃよ! しんで しまうとは なにごとだ!』と言うのにも飽きた。おぬしらがパーティを組んで勇者に経験点を与えよ」
勇者は装備を使いこなせずにいた。基準を満たした(はずの)装備だというのに…
というわけで、勇者を鍛える。彼にはスプリングソードから作られた「勇者養成ギブス」をはめられる。
動けなくなる勇者。そんな彼と共に荒野にてモンスターとバトル。
チャラララチャーチャッチャー♪
そのうち勇者が「やめろー」とか叫ぶのがうるさいから、と猿ぐつわまでかませられる始末。そして最後には「がんばれー」と言って放り出す。
そして…怒りの限界を超えたのか、勇者はギブスをつけた状態で動きだし、魔物を狩る。何かをぶつけるような攻撃に、魔物はたまらずやられていく。
これを見届けたところで、「我々の役目は終わった」ので、去っていく一行。勇者のつぶやきは聞こえない。
「今は勝つことはできないが…いつか、必ず!」