眠り姫 (富士見ファンタジア文庫)

眠り姫 (富士見ファンタジア文庫)
貴子潤一郎の短編集。十二月のベロニカは良かったので買ってみた。
感想としてはなんと言っても「何故コレが富士見ファンタジア文庫で出版されているのかさっぱりわからない」ということに尽きる。だいたいライトノベルというのはジュブナイル小説に入るので、青少年の成長といったものが入ってたりするものなんだが、ここの短編でそういう傾向のものって「さよなら、アーカイブ」一編じゃないか?
まあ合わないだのなんだの思うけど、実に好きな作家なので次はぜひ長編を出して欲しいと思う。「汝、信心深き者なれば」以上のエロ、グロで是非に。